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(第1巻)
|薬用および栽培植物図鑑
(第1巻)
オーストリアの植物学者
Ferdinand Bernhard Vietz(フェルディナント・ベルンハルト・フィーツ)氏の著書、
薬用および栽培植物図鑑です。
こちらは今回2巻ご紹介するうちの
1972年にドイツで再出版されたときの第1巻で、
この図鑑の象徴とも言える美しい口絵が装丁された大変希少な1冊です。
元々の図鑑は1800年〜1822年に全11巻構成で発行されていて、
植物画は、オーストリアの版画家Ignaz Alberti(イグナーツ・アルベルティ)氏
による手彩色の銅版画です。
ラテン語とフラクトゥールによるドイツ語併記の解説ページも大変雰囲気があり、
その所々にカラーの植物画が全110画収められています。
植物画は、お花や球根、果実や野菜、ハーブ、ナッツなど幅広く、
珍しいユニークな植物もあり、
他の図鑑にはあまり見られない多種多様な内容だと思います。
原画と比べて色彩や鮮明さが抑えられた印刷ですが、
カリグラフィーの学名が添えられた解剖図を含む植物画および構成には
独特の美しさがあり、そのまま飾りたくなるような雰囲気です。
また、植物画のページのみ、
上質紙の証であるウォーターマーク(透かし)の紙になっていて、
植物画を重んじていることが窺えます。
植物好きの方はもちろん、
イラストやデザインの参考資料としても大変おすすめです。
一部に汚れやシミ、多少の痛みがあり、
見返しには小さな署名が見られます。
最後の写真のとおり、花切れと呼ばれる部分の上から5cmほどが外れ
背表紙が見えているところが一部ありますが、
ページの外れはありません。
特集:2024年2月の特集
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出版国 ドイツ
年代 1972年
サイズ 19.5×22.8×厚さ4.5cm
ページ数 300ページ以上
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